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香りのコラム

Connect with・・・ ~イシュタルからのお手紙~香りの美しき使命

女性は複雑です。カラダはもちろん精神的なものが大いに関わっているのではないかと思うのです。

ライフステージに伴う不調。以前にもお話ししましたが、最近感じるのは本人だけの問題には収まり切れない事態になりやすいということです。友人や年の近い姉妹なども等しく抱えている問題があり、その心配も自分事のように感じれば、悩みは2倍、3倍にも膨れます。

ただでさえ自分も決して本調子ではないところに加わるのですから、じわじわとダメージは広がります。。

思いもよらぬ不意打ちのようなアクシデントも起こったり。なので私はこう思うわけです。

“あぁ、何事もないことの幸せよ!”若いころなら、退屈な毎日と変換されたかもしれません。

しかし「まさかの坂」をいやというほど経験してきた身となると、何もないことの幸せ。その平穏に悦びを感じるのです。小さくまとまるとはこのことなのでしょうか・・・(汗)

まぁ、それもよしです。

人の気分は心持ち一つでかわることがあるのであれば、そのスイッチ、チャンネル、トリガー。言い方は何でも良いのですが、そのツールとして香りを使えばよい。「気」を変えるには十分な威力を発揮してくれるはずです。

先日、茨城フラワーパークに連れて行っていただきました。

秋バラももう終わりかな?と思ってあきらめておりましたが、大輪のバラがそこかしこで咲き誇っておりました。香りも素晴らしかったです。その時に強く感じたことは、生花の香りのエネルギーの強さです。

今までもいろいろなバラ園で体験しているはずなのに、今回は改めてその強さを再確認した気がしました。

咲き誇るバラたちを下目に眺めていた際にバラの花から昇る香りを空気が動く感覚でとらえた。初めての感覚でした。これがバラの持つエネルギーなのか?バラの波動は他の植物に比べ、ダントツに高いといわれます。私その波動を見ることができたのかな・・・わからない・・・でもだとしたら、そのエネルギーの充満するバラの木々の間を歩き回れるバラ園に行くと、元気が回復するというのにも納得です。歩きながらにしてプラスのエネルギーチャージをしてもらえるようなものです。

そう考えると、香りであれ、波動であれ、目で見えないのはもったいない!感じようとするキャッチ力が敏感になっていれば、今回のように何となく感じ取ることができるのかもしれません。しかしそれだって正直確からしさはないのです。何となくそんな感じがした。というようなもので、はいこれですと目の前に出せるものではない。

香りや波動にも色がついていればよいのに!と思ってしまいます。

モダンローズの香りの重要成分であるティーローズエレメントの持つ効果を思う存分堪能した一日でした。

余談ですが、バラ園を歩き回っているときにNさんとのおしゃべりした内容でとても心に残ったお話。あるバラ園の育種家であるTさんのお話だったそうですが、バラというのは香りや姿を自ら美しくすることによって、虫や人間を使ってここまで繁栄したというのです。なるほど、人が本能で求めるも何も、バラがそうしかけているとすれば逃れようがありませんね。だって女王様なのですから(汗)

しかし女王にも大事なお役目があるのです。ただ美しさを誇りたいわけではない。

姿を通して人の目を悦ばせ、美や芸術性の扉を開かせます。香りを通して精神の安定や覚醒などを促し、至高の香気となり天と地を結びます。不動の存在とならねばならないのです。

そりゃあ人間は全力でお仕えするわけです。

私なりの世界で、バラの香りの使命を確立させたい!そう誓った昼下がりでありました。