バラを楽しむ

バラ園をめぐる

バラ園をめぐる

バラが最もよく香るのは花が半開の時、そして早朝から午前10時位までです。

香りを楽しむためにバラ園をめぐるならば午前中、早ければ早いほど良いといえます。また雨などが降っていると花弁に水がたまり、香りが認識しにくくなります。バラの見た目も楽しむなら、あまりにも日光が強すぎると、原種などの淡い色のバラは本来の色調を楽しむことが出来ません。以上の理由から、バラ園を楽しむにはやや曇がちなお天気の午前中にバラ園を散策するのがベストといえるでしょう。

また、バラ園にて香りを楽しむには、いくつかマナーがあります。第一に、強い香水や化粧品に注意することです。自然の香りは繊細です。あまり強い香りはバラの香りを消してしまいます。バラを触る手のハンドクリームなどにも注意が必要です。そしていざバラを前に特に気をつけたいのが、花の中で息を吸ったり吐いたりしないということです。花の香りを嗅いだら顔をそむけて息を吐く、これを3度ほど繰り返せば、本来のバラの香りを十分楽しめるでしょう。

特にタバコを吸う人は、その匂いがバラの中に残る場合がありますので、注意しましょう。

主なバラ園

京成バラ園
モダンローズを中心としたフランス様式の庭園が魅力。現代バラ、特にイングリッシュローズの種類が多くみられる。自社ブランド品種をはじめ、世界のバラを一同に集めた日本最大級のバラ園。1000種、7000株
佐倉草ぶえの丘バラ園
バラ園資料室には「ミスターローズ」鈴木省三氏の遺した膨大な書籍や資料を展示。また蓬田氏監修の香りのコーナーやバラの色素に関するコーナーなど、バラの魅力を深く知ることのできるバラ園。
世界の珍しい原種バラやオールドローズを中心に1050種、2500株
神代植物公園
都内随一の植物公園。桜や梅の名所でも知られる。都内では最大のバラ園で、原種の保存にも力を入れている。また、コンクール作品が栽培されているコーナーもある。
274種、5100株
神奈川県立フラワーセンター大船植物園
昭和37年開設の歴史のある植物園。オールドローズなど363種1200株
ひらかたパーク
美しい曲線を基調とした庭園が魅力。
オリジナル品種をはじめオールドローズ、モダンローズなど600種4000株
浜寺公園
現代バラの原種である日本・中国の自生種のバラを数多く管理栽培。それらが本来育っていた環境を考慮した庭園作り。モダンローズも含めた250種6500株
越後丘陵公園
日本で初めて香りをテーマにしたエリアを持つバラ園。その他各テーマ別に様々なバラの魅力を楽しむことが出来る。香りの国際コンクール作品の栽培コーナーがある。
花フェスタ記念公園
世界有数の品種7000種のほとんどが栽培される、世界的にも注目されるバラ園。
イングリッシュローズの品種が多数揃えられている。7000種4万1000株

その他のバラ園


このページのTOPへ